うみの杜ペンギン図鑑

仙台うみの杜水族館でくらす5種類のペンギンたちを全羽紹介!

ケープペンギン

学名:Spheniscus demersus 英名:African penguin

南アフリカ沿岸部に生息。胸に1本の細いラインがある。眼の上部にピンク色の皮膚が裸出する。

フンボルトペンギン

学名:Spheniscus humboldti  英名:Humboldt penguin

南アメリカ大陸の太平洋沿岸地域に生息。胸部に1本のみ黒い帯模様が入る。嘴は黒く、灰色の筋模様が入る。嘴の周りには、ピンク色の皮膚が裸出する。

オウサマペンギン

学名:Aptenodytes patagonicus  英名:King Penguin

亜南極域に生息。世界で2番目に大きいペンギン。小魚やイカなどを食べる。通常1個の卵を産み、抱卵期間は約50~60日。巣を持たず、足の上で抱卵嚢(ほうらんのう)とよばれる腹部のだぶついた皮をかぶせて卵を温める。成鳥は嘴鞘(ししょう)がオレンジ色だが、亜成鳥は黒色をしている。

ミナミイワトビペンギン

学名:Eudyptes chrysocome  英名:Southern Rockhopper Penguin

南アメリカ大陸のアルゼンチンからチリ、フォークランド諸島に生息。目の後ろで大きく広がる黄色い飾り羽が特徴。両足をそろえて飛び跳ねながら移動するため、イワトビペンギンと呼ばれる。

ジェンツーペンギン

学名:Pygoscelis papua  英名:Gentoo penguin

南極周辺の海域に生息。頭頂部を通って両目をつなぐ白い帯模様、黄色の足が特徴。最高時速36kmほどで泳ぐことができ、最も速く泳ぐペンギンとされる。また、走ることも得意。オキアミを主食とするが、小魚なども食べる。円形に石を積み上げて巣を作る。