うみの杜サステナビリティアクション

9/2(月)~9/30(月)までの期間、環境について学べる体験型のSDGs啓発イベント
「うみの杜サステナビリティアクション」を開催いたします。
さまざまな体験型イベントを通じて、
持続可能な社会の実現に向けた当館の取り組みをご体感いただくことで、
環境について学び、考える機会を提供してまいります。

9/16(月・祝)開催 うみのチカラProject~みんなで地引き網!生きもの観察会~

ミヤギテレビと仙台うみの杜水族館の共同企画『「うみのチカラProject~みんなで地引き網!生きもの観察会~』を開催いたします。小学生以上の親子を対象とし、当館で宮城県から特別採捕許可を得ている寒風沢島(塩釜市の離島)のフィールドで、自然に触れ、生きものやアマモなどについて学べます。

日時 9月16日(月・祝) 6:45~13:00頃
場所 寒風沢島(塩釜市の離島)※塩釜汽船で片道約46分
対象 小学生1名のお子さまと保護者の方
定員 15組30名
申込 ミヤテレHPの専用応募フォーム≪申込期間≫ 9/4(水)23:59まで
協力 NPO法人環境生態工学研究所(E-TEC)

9/21(土)開催 『ペンギン隠れ家大作戦』~ 環境保全の取り組み 流木の再利用 ~

うみの杜ビーチでは、ケープペンギンたちがお気に入りの個体とペアをつくり、展示場の巣穴で暮らしています。相手のいないペンギンは展示場の気に入った場所で各々過ごしています。その子たちにもっと居心地の良い場所をつくってあげたいという思いから隠れ家大作戦が始まりました。その素材は「流木」。ケープペンギンが生息する南アフリカの海岸にも流れ着く自然素材でペンギンの隠れ家をつくる計画を考えました。流木集めは、海岸をきれいにする活動をおこなっている七ヶ浜町観光協会に相談して、七ヶ浜の海岸に漂着した流木を採取させていただき、再利用させていただきました。そのままではゴミになってしまう流木が、ペンギンたちの隠れ家の一部としてイノベーションされた姿を「うみの杜ビーチ」で見ることができます。イベントでは、七ヶ浜に漂着した流木をつかった展示事例を飼育員が紹介します、また、実際のうみの杜ビーチで隠れ家を観察することができます。

日時 9月21日(土) 13:30~14:30
定員 20名
受付 当日プログラム受付
対象 小学生以上
料金 無料
場所 レクチャールーム

9/22(日)開催 うみの揺りかご “アマモ”について知ろう!

仙台うみの杜水族館のアマモ水槽

砂団子イメージ

アマモ場は小さな生きものたちが身を守る隠れ家や、次の世代に命をつなぐ産卵の場であることから、うみの揺りかごと呼ばれています。豊かな生態系の維持に必要不可欠なアマモ場ですが、2011年の東日本大震災の津波により、松島湾のアマモはほとんどが流出してしまいました。仙台うみの杜水族館では、NPO法人環境生態工学研究所(E-TEC)と共同で、松島湾のアマモ場再生に向けた調査・研究に取り組んでいます。今回のイベントでは、アマモやアマモ場にすむ生きものたちを紹介するほか、津波で変化してしまった土壌環境を改善する取り組みとして活用している砂団子の作り方を飼育員がレクチャーし、砂団子づくりをご体験いただけます。体験を通じて、お子さまにも海の環境問題についてわかりやすくお伝えします。
(協力:特定非営利活動法人 環境生態工学研究所、独立行政法人 環境再生保全機構 地球環境基金)

日時
9/22(日) 13:30~14:30
受付 当日プログラム受付
定員 先着20名
対象 小学生のお子さまと保護者の方
料金 無料
場所 レクチャールーム

9/14(土)~9/16(月・祝)開催 匠が教えるものづくり

9/14(土)~9/16(月・祝)の3日間、厚生労働省が認定した、高度な技能と長年の実務経験を有している専門家である“マイスター”がものづくり体験のレクチャーを行います。(主催:宮城県技能振興コーナー)9/14(土)には「からくり丁番づくり」、9/15(日)「ポシェット/ランチバッグづくり」、9/16(月・祝)「ミニ畳/畳コースターづくり」をご体験いただけます。専門家から本格的なものづくりを学ぶことができます。

日程 9/14(土)からくり丁番づくり
9/15(日)ポシェット/ランチバッグづくり
9/16(月・祝)ミニ畳/畳コースターづくり
時間 10:30 / 13:30 / 15:00 (所要時間は約60分間)
定員 各回20名
受付 事前申し込み
電話で申し込み(宮城県技能振興センター:022‐727‐5380)
FAXで申し込み(宮城県技能振興センター:022‐727‐5381)
事前申し込み締め切り:9月13日(金)17:00まで

当日会場でも受付可能
対象 主に小中学生のお子さま(ご家族で参加いただけます)
料金 無料
場所 レクチャールーム
主催 宮城県技能振興コーナー
協力 宮城県表具内装業連合会技能士会、日本洋装協会東北地区、宮城県畳業商工組合

9/28(土)、9/29(日)開催 容器のECOを学ぼう

包装容器の3R(リデユース、リユース、リサイクル)について学べる環境教育と、海の動物たちをモチーフにしてガラスびんを使ったワークショップ「スノードームづくり」を体験いただけます。(主催:東洋製罐グループホールディングス株式会社)

日時 28日(土) 10:00/13:00/15:00
29日(日) 10:00/13:00
所要時間 約60分
場所 レクチャールーム 
対象 小学生のお子さまと保護者の方
定員 各回小学生10名 ※保護者の同伴必須 ※先着順 ※事前申込は終了しました。当日受付可能です。お待ちしております。
料金 無料
主催 東洋製罐グループホールディングス株式会社

※参加者特典あり

9/2(月)~9/30(月)企画展示室 「プラスチックごみ削減啓発活動」紹介パネル

「プラスチックごみを減らそう!!」、「仙台市の海岸 プラスチックごみはあるの?」、「海洋プラスチックごみは わたしたちの身近な問題です」の啓発パネル3枚を展示いたします。(主催:仙台市 環境局 資源循環部 家庭ごみ減量課)

9/2(月)~9/30(月)企画展示室 「未来の海を守る バイオ・生分解性や
リサイクル素材を使用した漁具」の紹介展示

プラスチック由来の海洋ゴミ問題が世界中の海で深刻化しており、不法投棄や荒天により流出した漁具等が海を浮遊したり海底に沈むことで生きものへの悪影響や海洋紅海の障害物になっています。ニチモウ株式会社は、次世代により良い自然・海洋環境を引き継ぐべく、自然環境下で生分解性を有したバイオマス素材を用いた海洋資材の開発、研究を行っており、開発した漁具は、予期せぬことで流出してしまった漁具がバクテリアにより数年から数十年かけて微生物分解を成し遂げます。次世代の漁具の実物展示とその仕組みを紹介いたします。(主催:ニチモウ株式会社)

9/8(日)参加 深沼ビーチクリーン

深沼海水浴場で毎月第2日曜日に行われている、深沼ビーチクリーン(主催:フカヌマビーチクリーン)活動に水族館の飼育員・スタッフが参加します。
地域のみなさまと協力しながら、地域社会に貢献してまいります。

仙台うみの杜水族館のSDGsへの取り組み

当館では、“海と人、水と人との、新しい「つながり」をうみだす水族館”のコンセプトをもとに、すべての人々、生きものたちが未来にわたって健やかにくらしていけるよう、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行っております。
これまで、宮城・東北とゆかりの深い生きものの調査・研究、地域のみなさまと連携した環境保全活動など、宮城・東北の海をはじめとした自然環境の改善を目標としたさまざまな活動に取り組んでまいりました。そして、取り組みで得た知見をもとに、展示やイベントを通じて、生きもの本来の魅力や生態の不思議をお伝えすることで、さまざまな“驚きと発見”をご体感いただき、海や生きものへの興味関心を持っていただくきっかけを提供する啓発活動を続けております。

『仙台うみの杜水族館』は、環境の変化やいのちの大切さをお伝えすることを使命として捉え、素晴らしい海の世界を発信していくことで、“海や生きものを身近に感じ、環境問題について考え、行動するという新しい「つながり」”をうみだす、うみの杜ならではのサステナビリティアクションをこれからも続けてまいります。