擬態する生きものは、あらゆるところに潜んでいます。
砂に隠れたり、別の種のフリをしたり、葉っぱの真似をしたり。
手法は生きものによって様々ですが、目的は大きく2つに分けられます。
ひとつは、天敵から身を守るために隠れる「守りの擬態」
そして、獲物に気づかれないように隠れる「攻めの擬態」
いずれも、厳しい環境を生き抜くための知恵です。
もしかしたら、みなさんにも心あたりがあるのではないでしょうか?
その場に馴染むようにふるまったり、
別の自分を演じてみたり。
ともすれば、人も同様に、擬態という工夫をしながら生きているのかもしれません。
本展示では、そんな厳しい環境を生き抜くための、
約30種の生きものたちのみえない工夫をご紹介します。
滅多にないこの機会、どうぞ存分にお楽しみください。
弱肉強食な世界を擬態で生き抜く生きものたちは、芸能界という厳しい世界で、ものまねを武器に戦うほいけんたさんに重なります。
そんないわば”人間界の擬態術のプロ”であるほいけんたさんに、人間界代表としてご参加いただき、擬態展とのコラボ企画を実施します。
1965年生まれ。1983年役者デビュー。二代目引田天功のアシスタントなどを経て、1988年 独自のお笑い活動を開始。巧みなトークを中心に、ものまね・バルーンアート・マジック・パントマイム・MCなど、幅広く活躍するマルチタレント。ものまねは、憑依と呼べる成りきり芸で、本物が存在しているように感じる。ものまねのレパートリーは多く、様々な声マネから、歌唱力を活かした歌マネなど多数。
擬態展とのコラボコンテンツ
- 人間界の擬態のプロ「ほいけんた」さんインタビュー動画放映!
- 「ほいけんた」さんによるオリジナルボイス館内放送!
- 「クラゲのいやし」エリアのプロジェクションマッピングに「ほいけんた」さんが登場!
モノマネライブ開催!
イルカとのコラボレーションも!
オリジナルグッズを販売!
企画展示室および館内各所にて、
生きものたちが擬態中。
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“数多のレパートリーを持つモノマネ名人”
擬態術体と色を自在に変化させ、獲物を捕らえる。
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“木葉隠れの達人忍者”
擬態術土に落ちた枯葉に同化し、敵から身を隠す。
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“たまに泳ぐ浮遊する枯れ葉”
擬態術落ち葉として漂い、目の前の獲物を瞬時に飲み込む。
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“細胞を操る森のサイエンティスト”
擬態術体色を瞬時に変化させ、鳥やヘビから身を守る。
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“ちょっとした刺激ではビクともしない生きる岩石”
擬態術岩になりきり、獲物を待ち伏せする。
※状況により、展示生物が予告なしに変更になる場合がございます。
館内の通常展示と2F企画展示室にて約30種類の擬態する生きものたちを展示!
目印は攻守に分けられた、赤や青のパネルの解説パネル!全部探せるかな?